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さぁ、今回は「外生説」です。
これは、何度も言いますが私なりの理解です。
一般的な経済学とは違う説明だと思いますので、それを踏まえてください。

外生説、外生的貨幣供給論については実は一般の経済学ではこのように説明されています。

 中央銀行が貨幣発行量を増減することで、貨幣の民間市場への供給量も増減できる

こう書いてしまうとすごく簡単です。
でも、同時に普通の人は大きく混乱すると思います。
私も同じ混乱をしました。

「これのどこが『外で生じる』なのか?」と。

これは実は、説明に2番底がありまして、そちらの方が本当は主体なのです。
1番底がさっきの説明だとするなら、2番底「貨幣の価値はどこから生じるのか?」を説明した部分で、それを私が説明すると以下のような説明になります。

 貨幣と商品が交換されるとき、貨幣はその商品と同じ価値がある、といえる

ほら、貨幣と交換する「外部」の「商品」が出てきましたよね。
そして、その外の商品との交換が「価値」を確立する。
これが「外で生じた瞬間」です。
昔は貨幣の価値を決める外部の商品は「金(きん)」と指定されていました。
これを「金本位制」と言います。


これが、私の理解した外生説による価値の確立の仕方です。
とても簡単ですし、理解しやすいと思います。
(実は1番底と2番底は深読みすると、同じ意味になります。しかし実際にはそう聞こえないからこそ、混乱が生まれるのです。)

因みに、この1番底の「貨幣の民間市場への供給量」の点まで考察に入れると「外生的貨幣供給論」と正式には言われます(簡単に外生説と略される場合が多いです)。
そして2番底の商品と交換による価値の確立のことを「商品貨幣論」と言います。

結局、注目点が違うだけで、外生説=商品貨幣論です。



ですが、この理論、実は「根源では間違っています」。
完全な間違いではありません。

取引をする需要と供給の市場で、貨幣と商品が交換される世界では外生説は正しく見えます。
しかし「根源」、つまり「根っこ」の部分は違うのです。

根っこの部分は本当は「内生説」によって貨幣に価値を確立しているのです。

さぁ、次こそようやく内生説の話です。

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