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さて、
内生説普及の会としては、まず「内生説」のお話をしたいのですが、
実は内生説はその前に「外生説」を理解していただく方がとても分かり易いです。

そして、この外生説を理解していただくためには、
「貨幣とは何か?」
貨幣の持つ価値とは何か?

を理解して頂く方がとても分かり易くなります。

(もし上記を読んで<マルクス主義の「使用価値」?「交換価値」?>と思った方は落ち着いてください。
とにかくそういった先入観無しで私の話を聞いて欲しく思います。

本題に入る前に前置きが長くなってすみません。
ですが、一見すると遠回りのこの道が、実は一番の近道になります。
よろしければ、信じて、どうぞお付き合いください。

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まず、貨幣とは何でしょうか?
皆さんが誰もが持っているお金。その貨幣にはどのような機能があるでしょうか?

一般的にWikipediaや辞書、事典などでも書かれている通り、以下の定義とされます。

 商品交換の際の媒介物で
①「価値尺度」
②「流通手段」
③「価値貯蔵」の3機能を持つもののこと


他にもありますが、取り合えずこの3つの機能を持つものが貨幣、と定義されています。

(「信用創造はどうした!」と仰る人、分かります。ちゃんとWikiにも書かれています。
分かりますが、しかし、いきなり借金による信用創造、信用貨幣の話をして普通の一般の方が分かるはずがありません。ともかく落ち着いてください。信用創造はあとで話します。

ここで重要になるのは貨幣の持つ「価値」というものだということが分かります。
②の「流通手段」は③の「価値の貯蔵」が機能としてなければ成立しません。
つまり、3つに共通しているのは「貨幣の持つ価値」の確立が前提になっていることです。

では、この「価値の確立」とはどこからやってくるものなのでしょうか?

一つが「外生説」による価値の確立です。
そしてもう一つがお待たせしました
「内生説」による価値の確立です。

次回は「外生説」について書きたいと思います。

※因みに、次の外生説、内生説の理解の仕方も、私のオリジナルに近い理解の仕方です。
 一般的な経済学の教科書に載っている説明とは異なる点がありますので、お気を付けください。

(しかし、昔の私のブログスタイルからすると、記事の文章量が少ないですね。)

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